先日から、中国企業のアリババクラウドを使ってWEBサーバー(WordPressサイト)を構築しています。
Elastic Compute Service (ECS)が、1台と言う大変シンプルなサーバー構成です。
MySQLのリレーショナルデータベースは、同じ1つのECS内で構築しました。
その他、メールサーバーでメール配信の制限などは、後ほど検証していく予定です。
ECSのスペックは、2CPU、4GBメモリー、システムディスク(SSD)40GB、データディスク(SSD)20GBです。
(月額で言えば8000~10000円程度の予算を想定)
ECSの構築は、AWSや日本国内のVPS、クラウドを使ったことがあれば、サクサク進めて行けると思います。
・・・作業中・・・・
ECSのスペック選びも終わり、インスタンスが起動するところまで終わりました。
その後は、SSHを使ってリモート接続を行い、必要なパッケージを追加していきました。
(初期パスワードは、どこで分かるのだろうか?分からなかったので、再設定して対応しました)
このあたりまでは、実にスムーズです。
リージョンも上海を指定して使っていますが、通信回線も早い!サーバースペックも高速です!
サクサクとパッケージがインストールされていきます。
パッケージのインストール後、WEBサーバーに必要な設定を行い
そして、構築したサイトにアクセスしてみると・・・
問題なくデフォルトページが表示されました。
そして、今度は独自ドメインを設定しアクセスしてみると・・・
こちらも問題なく表示されました。
その後、ページを更新して再度アクセスしてみると・・・
なんと!
二回目のアクセスからは、ページにロックがかかってしまいました。
ICP登録・ICPライセンスの確認のフィルターが動作しているようです。
もちろん、テスト構築なのでそのような申請はしておりません。。。
どのようにテスト確認すれば良いのだろうか?
IPアドレスやBASIC認証などのアクセス制限を行っても回避できなさそうだし・・・
いろいろ試していると
解決方法が分かりました。
IPアドレスベースでのサイト制作なら、何度でも普通にアクセスすることができます。
独自ドメインを使ったものは、何らかのサービスと判断されるのでしょうか?
まあ、普通はIPアドレスでのサイト運用はありませんからね。
どこかに固定IPのアドレス番号だけで運営しているメジャーサイトはあるのだろうか?
気になりますね。
無事にアリババクラウドのECSを使い、Wordpressサイトの構築が完了しました。
後はセキュリティー設定やら、チューニングをして調整を行い
速度的にも問題ないことを、提案していきたいと思います。
アリババクラウドの注意点
ICP登録・ICPライセンスの有無による制限が自動で実行される。